おとうさんありがとう。
今朝母に聞いたら、父が、家に帰ってきてから元気がなくて、翌日もしょぼーんとしてたみたい。。せっかくのおやすみなのにしょんぼり過ごさせてごめんねっておもったら、
わたし父の気持ちぜんぜん考えてなかったなぁって気付いた。
父の攻撃から自分のこころを守るのに必死で、父の立場になって父の気持ちを冷静に考えたことなんて今まで一度もなかった。
たくさん大事にしてもらったなぁ。
いまのわたしより若い年齢で親になって、仕事すごくしんどいのに休みの日はどこかへ連れて行ってもらったり、病気になったら仕事を半休もらって病院へ連れて行ってもらったり、たくさんの学費を出してもらったり、ほんとに一生懸命育ててもらったなぁって、感謝の気持ちがいままで以上にあふれて、自然に湧いてきて、分かってほしいとかの要求の気持ちではなく、
言いすぎてごめんね、わたしのことはわたしが考えてるからだいじょうぶだよ、心配しないでね(●*’v`*人).o０って短く父にメールした。
おとうさんおとうさん。
ごめんね。
ありがとう。
本当にありがとう。
年齢だけは大人になってからも精神的には子どものままで、いつまでも他人が怖くて家族から離れたくなくて、自覚なくファザコンだったわたしを、ずっと守ってくれて、先のことまで心配してくれてありがとう。
翌日、いつもお世話になってるセラピストさんに、すごくスッキリした、何かが抜けて行ったような、良い表情をしてるって言われて
びっくりして、前日の夜に父と言い合いしたことで父にひどいことを言ってもやもやしてるって言ったら、
わたしも自分の親に苦しんできたし、また今では自分が親の立場でもあるから、だからこそ分かるけど、
親も傷ついたらええねん^_^
それは言って良いことだったんだよ^_^
って。
親って、言わなわからんねん^_^
親も分からなあかんことやねん^_^
って言ってくださって、すごくほっとした。
おやは勝手に自分の思いで育てて、こどもに不要な感情パターンや思い込みを植え付けて苦しめるけど、それをいうならこどもだって勝手だよね。
「親」っていう立場になった個人が、ずっと大切に慈しんでくれて、お金も時間も心も身体も行動だって子どものために使って、初めての経験に戸惑いながら一生懸命育ててくれて、
「子ども」っていう立場の人間はずっとそれに守られてきて、たくさんの恵みを受け取って、でもある時それに反抗して、自分のためを思っての親の行動も拒否して、
でもそうして、やっと大人になっていくんだね。
ひとりぐらしって自分の空間があるからこんなに冷静になれるのかなぁ。
実家に居たときは、お互いの発言でお互い嫌な思いして中途半端にクールダウンして気持ちを切り替えて改めてコミュニケーションを取るだけだったけど、独立してたら自分の心を親の発言から守るエネルギーが必要がないから、そのぶん大きなことに気付けるのかなぁ。
親にどんなに大事にしてもらってきたかというのは今まで思ってきたけど、今回のは、ひとりになって初めて実感できる深さだったと思う。
気付けて良かった。
ふぅ。
